入社1ヶ月なんだけどもう退職したい。こんなにすぐに辞めていいのか?
転職活動で不利にならないのか?
本記事ではこの疑問を解消します!
本記事の内容
本記事の内容は以下のとおりです。
本記事の内容
- 短期転職は不利になるか?
- 採用担当から見た在籍期間に対する考え
- 早期退職のデメリットについて
- 転職前に考えること
- 短期転職活動時の心構え
短期転職者は不利になるか?
率直に言って、短期転職は不利になります。
うちに入社しても直ぐに辞めてしまうかも。という不安を感じるからです。
採用面接官の立場からもう少し深く考えてみましょう。
以下のイメージを持ちませんか?
早期退職者のイメージ
- 忍耐力がない
- 壁があると仕事を投げ出してしまう
- 仕事を途中で投げ出す
- 対応力がない
言葉だけ見ると採用したいと思わないですよね。
そのため、短期転職をされた方の転職活動は不利な状況下でのスタートになります。
面接で短期転職について説明を求められた場合は、このイメージを払拭する必要があります。
ケース別:採用担当から見た在籍期間に対する考え
在籍期間に対しての選考上不利に働くかは転職者の状況に依存します。いくつかのケースを例にとって説明します。
20代前半の人
20代前半の場合、初転職であれば期間を問わず不利に思われることはまずありません。在籍期間以外のことにフォーカスされて選考が行われます。
3年以上勤続している人
3年以上勤続していれば在籍期間を問われることはありません。退職理由を答えられるようにしてください。
現職で実績を出した人
短期間でも何かをやり遂げてくれる人材だと思われます。短期でも実績を残して去る人と、残さないで去る人では雲梯の差があります。
何も残さないで去る人はどうしても「途中で仕事を投げ出す人」と思われてしまっても仕方がないでしょう。
目立った実績がない人
目立った実績がなく去る人は負のイメージしかありません。面接では負の払拭をイメージするだけの説得力のある退職理由や自己PRが必要になります。
早期転職のデメリット
デメリット
- 選考に不利になる
- スキルが身につかない
- 壁に出会うとすぐに辞めたくなる
選考に不利になる
1度の早期転職では問題ありませんが、早期転職を繰り返した場合は書類選考の時点でほぼアウトになります。1度目や2度目でも早期転職を嫌う面接官もいるので不利になります。
私自身も、実績としては問題ないですが、早期転職の点が気になりましたのでお見送りされたことがあります。
特に前任者が早期退職をされたケースでは特に企業は早期転職者を嫌います。私の場合は企業からはその旨を明確に伝えられました。
スキルが身につかない
企業に転職した目的があるかと思いますが、1年未満では当初思い描いていたスキルや経験を身につけることは難しいでしょう。
そして実績なしで退職ということになるため、無駄な時間を過ごしてしまったことになります。
壁に出会うとすぐに辞めたくなる
一度早期転職で辞めることを経験すると、何か仕事で嫌なことがあったりすると、「また、やめればいいや」という思考がどうしても動きます。
人は壁に出会うと、辞めたくなるものですが、その壁を超えないと大きく成長はできません。
転職活動前にやること
いっときの思いで早期転職し、後悔した人を何人も見ています。
早期転職で実際に活動に移る前に、以下のことをしっかりと考えて下さい。
メモ
- 入社した理由
- 辞めたい理由
- 何をやりたいのか?
入社した理由
- 入社理由を満たせていないのか?
- なぜ、入社理由を満たせていないのか?
- 入社した理由を達成できなくなってしまうが問題ないのか?
辞めたい理由
- 辞めたい理由はなにか?
- 辞めたい理由は入社理由ややりたい事よりもまさるものか?
- 辞めたい理由を排除することはできないのか?
何をやりたいか
- 入社してやりたかったことは何か?
- 退社するとできなくなるけど問題ないのか?
- 他の会社でも実現できるものなのか?
などです。
他にももっと考えることはありますが、少なくとも上記の3点については振り返りましょう。
早期転職の場合、自信が失ってしまったり、自分では考えるのが難しいので、マジキャリなどのキャリアコーチングのサービスに相談することをオススメします。
短期転職時の心構え
再検討しても、転職の意志が変わらない場合は、以下を肝に命じて転職活動してください。
短期転職理由は必ず聞かれる
短期転職理由は必ず質問されます。ネガティブな表現であったり、自己に都合の良い理由を述べるばかりでは採用されることはありません。
本記事の冒頭で説明した「採用面接官がみる短期転職者へのマインド」を払拭できる自己PRを用意しましょう。
ただし、嘘はつかないようにしましょう。
選考落ちのリスクは高い
前回の転職活動と比べると選考落ちのリスクは高まります。根気よく進めていくことが大事です。
転職先を妥協するな
一度転職活動をしてしまうと、なぜか、必ず転職しなくてはならないというマインドが働きます。
結果として、妥協した転職先に転職し、また直ぐに転職したくなる悪循環に陥りますので、転職活動前にしっかりとクライテリアを決めておきましょう。
まとめ
本記事では以下の内容について紹介しました。
メモ
- 短期転職は不利になるか?
- 採用担当から見た在籍期間に対する考え
- 早期退職のデメリットについて
- 転職前に考えること
- 短期転職活動時の心構え
大事なことは、最終的にやりたいことをどのように実現していくか、そのためのキャリアデザインしていくことが大事です。