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【転職】リファレンスチェックとは?質問内容や準備することを解説します

悩みのある会社員

リファレンスチェックするって言われたんだけど何されるの?
何か準備することある?これで落ちることあるのかな?


上記のような悩みを解消します!

本記事の内容


疑問点解消に向けて、本記事では以下の内容を中心に紹介します。

内容

  • リファレンスチェックって何?
  • リファレンスチェックチェックの項目は?
  • リファレンスチェックのために準備すること
  • 選考落ちは?

本記事の信頼性


私は外資系でHiring Managerや面接官として100名以上の採用に携わっています。また、リファレンスチェックをされたこともありますし、リファレンス先として対応したことがあります。

リファレンスチェックとは?


リファレンスチェックと同じ様な用語で、バックグラウンドチェックというプロセスがあります。

リファレンスチェックとバックグラウンドチェックは全く別物ですので用語をしっかり確認してください。

バックグラウンドチェックは、以下の記事を参照ください。

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リファレンスチェックとは?

リファレンスチェックとは、求職者の前職(これまでの職歴)での実績や勤務状況に偽りがないか、また、文化に馴染める性格であるか?について、前職の人に確認する調査です。


リファレンスチェックを採用している企業であれば、入社前に全ての企業で行われます。また、これまでは外資系企業に多かったですが、日系企業でも実施されるケースが増えてきています。


リファレンスチェックは内定前に行われ、最終面接の前か、最終面接と並行して実施されることが殆どです。

リファレンスチェックの目的


リファレンスチェックの目的は主に4点あります。

職歴に記載されているスキルや実績に誤りがないか

多くの仕事は個人で実施するものではなく、チームで仕事をするものです。

そのため、チームの実績としては優れていても、個人ではどうだったのか?という点が職務経歴書や面接だけでは真偽が確認できません。

求職者の細かい情報を収集することが可能です。

性格や人柄の確認


誰でもそうだと思いますが、面接では猫を被ることがあると思います。

また、シーンにおいて人柄がガラッと変わる人もいます。

例えば、ピンチの人に激昂したり、投げやりになってチームの和を見出したり、または、ピンチのときに率先してリーディングするなど。

このような本来の性格を把握することができます

履歴書や職務経歴書に記載されていないものが無いか

人は印象を問題を隠したくなるものです。犯罪歴などは残らずとも、そのようなことが発生しなかったか?などを確認することができます。

会社の文化に馴染みそうか

採用側にとっては入社後すぐに退職されては困ります。中でも人間関係などが最も多い退職理由のひとつです。

そのために、文化に適応できそうな人物か。一緒に仕事をしていて問題ない人か?など、前職での職場での要すを確認することができます。


リファレンスチェックの項目


おおよそ、以下の様な質問をリファレンスに選ばれた人は確認されます。

  • また一緒に仕事をしたいか?
  • 仕事の進め方やチームとしての立ち位置は?
  • 最も大きな実績は?
  • 具体的な仕事内容
  • チームを引っ張っていっていたか?
  • 仕事に対して自主性を持って仕事をしていたか?
  • 犯罪や会社で何かトラブルをおこさなかったか?
  • セクハラや差別などは起こさなかったか?
  • 遅刻や欠勤などはなかったか?
  • 強みと弱み
  • 求職者との関係性は?何の仕事を一緒にしていたのか?
  • 一緒に仕事をした期間はどれくらいか?

リファレンスチェックのために準備すること


リファレンスチェックはリファレンス先を自分で選べるパターンと、採用側が選ぶケースがあります。

自分で選ぶパターンの場合は、

  1. 2名のリファレンス先の候補を選出しておきます
  2. リファレンスチェックの内容について十分説明しておきます

リファレンスチェックで選考落ちは?


過去に一度知り合いでリファレンスチェックで選考落ちした人がいましたので選考落ちはあります

わりと会社の文化に馴染めるのか?という点を大事にしている企業も増えてきているので、退職時は印象良くして退職しましょう。

まとめ


リファレンスチェックは面接や職務経歴書では判断できない性格やチームとしての働く立ち位置を確認するプロセスです。

リファレンスチェックは前職の方に依頼するので、自分を良く知っている方に依頼しましょう。退職後も依頼できるように退職時の円満退社は常に心がけましょう。

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