外資系への転職を考える場合、英語力の必要性は気になります。
率直に回答すると英語力は必要です。
ただし、外資系大手の場合は英語力が不要なポジションがあります。とは言えます。
日本人が50人以下の企業は英語力は不可欠
日本人が50人以下の企業の場合、どのポジションもレポートラインは外国人になります。
そのため、英語での報告と連絡・相談が必要になるため、確実に英語が書けて・話せる必要があります。
50人以下の場合は日本語ローカライズする人材もいないので文書・動画など本社から提供されるものは全て英語しかありません。
ただし、ネイティブ並みの英語力は不要で、業務を遂行できるレベルの英語力(英語が書けて、何を言っているのか)があれば大丈夫な場合が多いです。
また、商品や製品のトレーニングも日本語ローカライズされているものはなく、英語のマニュアルや動画、およびハンズオンでのセッションとなるので、営業と言えど英語力は必要になります。
管理職を目指す場合
外資系の管理職は、本社や他のリージョンの管理職と打ち合わせをします。
また、部下の評価や昇進を、上司へ報告、エンドースメントするスキルが必要なので英語力は不可欠です。
実際に英語で困ったシーンは
私は駐在の経験がありますが、外資系企業での周りの人の英語力と比べると低い方です。そのため何度か英語力のなさで困ったことがあります。
英語力がなくて困ったシーンとしては以下のようなケースです。
- 本社のCEOが日本にやってきたとき
- 重大な障害が発生した時の現場とエンジニアの仲介を求められた時
- 契約書などの条文の確認をするとき
本社のCEOが日本にやってきたとき
全員が流暢な英語を話す場で非常に早く口な会議となり、詳細を聞き逃すことが多くなってしまいました。
重大な障害が発生した時の現場とエンジニアの仲介を求められた時
日本語のサポートが不在であったため、現場とエンジニアが直接打ち合わせが必要となった。
同時通訳のような形で入ったの間に入りましたが、障害の内容や質問がマニアック過ぎて理解ができず、なかなか解決しませんでした。
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契約書などの条文の確認
日本語でもそうですが、契約書は特徴的な文面になります。
最終的にはリーガルチェックとなりますが、最終的にどのような契約になったのか?などは把握する必要があります。
また、お客様の意見を反映させる時の微妙なニュアンスを上手く伝えることができなかった。
以上、私の例を紹介しましたが、英語力の不足で困るシーンは多々発生しました。
TOEICでいうとどれくらいのスコアが必要?
英語のスキルはどれくらい必要なの?例えばTOEICで言うと??
この質問多く受けます。TOEICのスコアが良くてもスピーキング能力がない人がよくいるので、一概には言えません。
しかし、800点以上のスコアがないと外資企業で働くのは難しいでしょう。
外資系企業で通用する英語をどのように学ぶべきか?
外資系企業で働くスキルを身につけるには、TOEICのスコアをあげるよりスピーキング力の強化が必要です。
上司が外国人の場合には、英語で面接もありますし、本社やHRやリーガルと話すときは英語での会話が求められます。
私はビズメイツというオンライン英会話を活用していました。ビジネスに特化した学習が可能です。
無料体験レッスンが可能ですので、是非一度受講してみて下さい。
レベルチェックをすると、以下のコメントが、フィードバックとして受けられます。
ポイント
- 強み: 授業の中で受講者として良かったこと
- 弱み: 授業の中で受講者として弱点だと思われたこと
- アドバイス: 弱点を補うために実施すること
まとめ
外資系企業では英語のスキルが必要です。
特にスピーキング力がないと意志が伝わりません。
英語力を気にされる方はスピーキング力を磨いて下さい。