・転職すべきか?会社に残るべきか? 一体何をやりたいんだろう....
・面接でキャリアプラン聞かれたけど全く答えられなかった。そもそも意味あるの?
本記事ではこのような疑問を解消します!
本記事の内容
本記事の内容
- キャリアプランを描ける人は幸福度が高い
- キャリアプランって何?
- キャリアプランを作成するメリット
- キャリアプランの作成方法
キャリアプランを作成できる人は幸福度が高い
ひとむかし前、終身雇用制度や年功序列制度が機能していた時代には、退職まで企業の決めたパスに沿っていれば良かったので、キャリアについて考える必要性がありませんでした。
しかし、現在は終身雇用制度が崩れ、転職が当たり前となり、企業に所属せずフリーランスを選択する人も増えてきました。
では、何も考えずに働いてきた人と、何かを考えて転職やフリーランスを選択した人はどちらの方が幸せなのでしょう?
活躍フリーランスの幸せ度実態調査にフリーランスを選んだ人と、日本人の平均で幸福度を比較した調査結果があります。
調査結果には、
- フリーランスを選択した人の方が幸福度が高い。
- 要因として、「今の自分は『本当になりたかった自分』である」
つまり、幸福な人は『本当になりたかった自分』を知っている人。そして、まさにキャリアプランを持っている人と言えます。
幸せになりたい人は、ぜひキャリアプランを描きましょう!!
キャリアプランの定義
キャリアプランとは、ひとことで言えば、「将来どのような仕事や働き方や生活をしたいか」を計画することです。
通常はキャリアプランは仕事(Career Planなので職務)にフォーカスするものが、あえて生活もキャリアプランの計画の一つに加えました。
参考:キャリアパスという用語もありますが、キャリアパスは、「一つの企業内で目標とする職務や職位に辿り着くまでのステップ・およびプロセス」なので、混同しないようにしてください。
キャリアプランの作成によるメリット
みなさんは、「この壺は満杯か?」という話を聞いたことありますか?
ひろゆき著の1%の努力でも紹介されていますが、キャリアプランを作成する意味を非常にわかりやすく説明しています。
この話をふまえて、キャリアプラン作成のメリットを紹介します。
キャリアプラン作成のメリット
- 一番大事なものに気づく
- 優先順位が明確になる
- 判断軸が明確になる
- チャンスを逃さなくなる
- 思考の見える化によって年収アップにつながる
一番大事なものに気づく
なりたい自分を定義すること が、キャリアプランの最初の一歩です。
なりたい自分を探すには1番大事にするものは何か?を知らなければなりませんので、キャリアプランの作成を通して1番大事なものが何かに気づくことが可能です。
優先順位が明確になる
目標が確定すると、逆算して達成するために何をすべきかを計画立てます。
計画の中に含まれものは優先度が高く、含まれないものは優先度が低い(やらなくて良い)ものとなり、優先順位を立てることができます。
例えば、
・ひろゆきさんは大学の卒業資格だけが欲しかった。大学名は気にしないので、受験勉強のためにする勉強は無駄とした。
・堀江貴文さんは東大というブランドが欲しかった。東大は入学し価値を得た。ただし、卒業は意味がないので退学した。と、「将来の夢なんか、いま叶えろ。」で述べています。
通常では、良い大学を目指す、大学卒業することは当然としていますが、彼らの中では、優先順位が低い(無駄)。としています。
彼らは思いつきでこれらを選択したのではなく、自らのやりたい事(大事にしているもの)の逆算して出した結果です。
判断軸が明確になる
企業内での異動や転職を考えていると色々な選択肢が出てきます。
キャリアプランを持ち優先順位が明確な人は迷いません。
いっときの考えで飛びつき、「あのとき決断したことは誤りだった」と後悔する多くの人は、キャリアプランを持っていない人です。
面接でよく「あなたの会社選びの判断軸は何ですか?」という質問があります。
私も面接官として必ず聞きます。
理由は、その場のノリで転職する人は軸を持っておらず、目的意識を持つ傾向が低く、優先順位がない人が多いからです。
チャンスを逃さなくなる
キャリアプランが作成し見える化できている人はチャンスを逃しません。
組織の戦略転換、転職エージェントからの案件紹介、上司からの仕事のアサインなど、キャリアプランに関連するかを気にかけているため、目に留まりやすくなります。この作用をカラーバス効果といいます。
私も海外駐在の機会を得ることに成功した経験があります。
思考の見える化によって年収アップにつながる
目標を紙に書く人は年収が10倍になるという結果が、ハーバード大学の研究チームにより1979年から10年間かけて追跡調査を行った研究によって証明されています。
つまり、キャリアプランを描いて紙に書くことで、思考が見える化されて年収アップにつながります。
キャリアプランの作成方法
キャリアプランを作成する順番は以下のとおりです。
- 自己分析を行う(棚卸し)
- 棚卸しした内容から自分が大切としているものを抽出する。
- 将来計画を練る
自己分析を行う方法としては大きく分けて3つあります。
自己分析の方法
- 自分で考える
- 友人・上司に相談する
- コーチングサービスを利用する
自分で考える
一番オーソドックスな方法です。キャリアプランを思いつかない場合、以下を考えて下さい。
やりがいを感じたことを書き出す
これまでの人生でやりがいを感じたことはありますか?
少しでもやりがいを感じたことを紙に書き出しましょう。
やりがいを感じたのは、何をしたことに、何を達成したことにやりがいと感じたことを書きます。
楽しかったこと・嫌だったことを書き出す
これまでの人生で楽しかったこと・嫌だったことを小さい出来事でも良いので書き出します。
具体的に何が楽しかったのか?何が嫌だったのかをできるだけ多くリストアップしてください。
楽しかったことと嫌だったことは分けて書きましょう。
不安に感じていることを書き出す
今不安に感じていることを書き出しましょう。
何から来る不安なのか?それを解決するためには何が必要なのか? を書きましょう。
理想の人物をあげる
目標となる上司や人物はいますか?
いる場合は、何故目標としているのか?を紙に書きましょう。
友人・上司に相談する
自分の長所・短所について気づけていない場合があります。
特に一度もキャリアプランを考えたことがない人は見えていません。
そのため、接することの多い、友人や上司に、自分のことを訪ねてみましょう。
コーチングサービスを利用する
自分、友人・上司に相談して、自己分析と自分が大事にしている判断軸を出す方法をあげました。
しかし、いざ実施しようとするとしてもなかなか思いつくようなものではありません。
特に、やりがい、楽しかったことなどをリストアップしたあとに、自分は何を大事にしているのか?というポイントが見つけられないことが多いです。
私の場合は、新卒で入った会社がキャリアパスを描く方法について力を入れていたので、上司へ相談しながら作り上げることができ、キャリアパスからキャリアプランへと昇華することができました。
しかし、このような会社はレアですので他の人の助けが必要だと思います。
冒頭で述べたように、幅広い選択肢があることから、キャリアコーチングのサービスが増えているので、キャリアコーチングサービスを受けてみることをオススメします。
以下のサービスでは無料相談が可能です。
・人生を変えるキャリアコーチング【マジキャリ】
まとめ
キャリアプランを計画することはメリットが盛り沢山あります。特に20代・30代の人の場合は年収が10倍以上の差が発生してきます。
5年後・10年後と目標が変わる可能性はありますが、大事にする要素はあまり変わらないものです。
チャンスに気づかない、判断軸がない時間を過ごす無駄な時間を削減するためにもキャリアプランを描きましょう。
一旦キャリアプランの立て方がわかれば後は微修正するだけです。できるだけ早くキャリアプランを身につけましょう。
自分で上司に相談するのもありですが、キャリア相談サービスを活用し、有用なキャリアプランを立てましょう。