バックグラウンドチェックするって言われたけど、何のチェック??
バックグラウンドチェックで落ちたりするのかな?
上記のような悩みを解消します!
本記事の内容
項目
- バックグラウンドチェックって何?
- バックグラウンドチェックの項目
- バックグラウンドチェックはどこでも行われるのか?
- バックグラウンドチェックで落ちるのか?
- バックグラウンドチェックに向けた対応方法
本記事の信頼性
私は外資系でHiring Managerや面接官として100名以上の採用に携わっています。また、外資系への転職時に10社程度はバックグラウンドチェックを受けています。
バックグラウンドチェックとは?
バックグラウンドチェックとは、採用選考時に候補者の経歴等に虚偽や問題がないかを確認する調査のことを指します。職歴については、過去 7 年間分確認されます。
バックグラウンドチェックを採用している企業であれば、入社時前に全ての従業員で行われます。
採用企業としては、入社後の解雇は重大な理由がない限り難しいので、入社前にトラブルの種を摘んで置きたいのです。
バックグラウンドチェックの項目
以下の内容について第三者機関を通じて確認されます。
個人情報保護の観点でどのような点について調査するかについて同意書の記入が必要でした。その同意書に項目が記載されている場合があるので確認してみてください。
メモ
- 学歴 (大学・大学院、入学と卒業年月日)
- 職務経歴 (会社名、入社と退社年月日、雇用形態)
- 犯罪歴
- 自己破産歴(官報に自己破産の情報が掲載されていないか)
- 反社チェック
- SNS(もし過激なことを記載している場合は事前に削除しておきましょう)
学歴については英文の卒業証明書と成績証明書の提出書を求められました。
バックグラウンドチェックにおいて、仕事ぶりや性格に関する調査は行われません。
仕事ぶりや人物面の確認は、リファレンスチェックというプロセスで行われます。
バックグラウンドチェックはいつ行われる?
企業によりますが、私の場合は以下のケースがありました。
- 最終面接前
- オファー面談前
- 内定後
外資系ではどこの企業でも行われるのか?
私の場合、外資系で内定頂いた企業は全てバックグラウンドチェックのプロセスがありました。アメリカでは95%以上の企業で行われています。
口コミを見ると、アクセンチュアやAmazonでは間違いなく行われています。
また近年では日本企業でも行われ始めています。私はスタートアップの採用プロセスの一環で実施されました。
バックグラウンドチェックで落ちる?
経歴詐称や犯罪歴を隠していたりしない限り、バックグラウンドチェックで落ちることはありません。不安を感じるプロセスではありません。
私の周りや噂でもバックグラウンドチェックで選考落ちをしたことは聞いたことがありません。
しかし、詐称や犯罪歴を隠してしまっていた場合は早急に正直に伝えるべきです。
また、偽る意思はなくとも、履歴書や職務経歴書に記載の入社や退社年月日等については誤って記載する場合があるかもしれません。
書類関係は提出する前に再確認しましょう。
試用期間でNGとならないように
バックグラウンドチェックで細かな職務経歴の確認はできません。
しかし、入社して全く仕事にならない人、実績は凄い無いようなのにパッとしない人は外資系ではよく見かけます。
そういった場合は試用期間にドライにサヨナラというのが外資系です。
面接で上手く取り繕っても直ぐにわかってしまうような嘘は辞めて正直に選考を進めましょう。