それでも、IT未経験者が30代、40代からプログラミングを学習すべき理由？遅くないの？

このような悩みを本記事で解消します。

本記事の内容

昨今では、IT人材の不足や手に職をつけたい、フリーランスとして働きたい、在宅勤務したい。


という様々な理由で、IT未経験者がプログラミングを習得したり、転職したいという方が増えています。

平成30年度の経済産業省のIT人材需給に関する調査を見ても、以下のようにIT領域の人手不足は顕著です。

これなら、IT領域で転職することは簡単だと思いましたか？　答えは30代ではYesであり、40代ではNoです。


それでは順を追って説明します。

IT未経験の30代・40代のプログラマーになる可能性

さきほど述べたこととは矛盾しますが、IT未経験者の30代・40代でも、誰でもプログラマーになれます。プログラミングが好きであれば100%なれます。


40代は転職は困難ですがフリーランスとしてはやっていけます。一方、30代(特に前半であれば)未経験でも大丈夫です。


フリーランスの仕事は短期間で納品するケースが殆どですので、やりきって、きちんと納品してくれる人を選びます。年齢よりも実績が大事です。


そのため、40代の人は企業に所属するということを望まなければプログラマーになります。

40代での未経験職での転職は非現実的

IT業界に限らず40代で未経験職種への転職は金銭的に余裕がある人は除いて非現実的で、想像している仕事と全く異なります。


未経験歓迎のIT会社の多くは客先常駐型で、プログラミングやITを活用するというよりは、保守・運用やテストを常駐先のお客様から引き受ける仕事ばかりです。


詳細は以下の記事を参照ください。

それでも、30代・40代がプログラミングを学習すべき理由

では、40代だけど、企業に所属しながら、プログラミングに携わることは不可なのでしょうか？


いいえ、以下の２つの方法でプログラミングの仕事を得る方法があります。

DX推進チームに所属

１つ目はメインでは従来の仕事をしながら、プログラミングの仕事を兼務としてやっていく方法です。

最近の各社のキーワードは、DX(デジタルトランスフォーメーション)です。簡単に言うと、ITのちからで省力化や増力化を行うことです。

これらの実現にはクラウドサービスを主に利用します。そして、ローコード・ノーコードで簡単と言われています。


しかし、実際には効果のあることを実施する場合はコーディングが必要になります。RPAなどはまさにこの典型です。


つまり、DX推進を担う部門へ入ることで、プログラミングができ経験を積むことができます。

私は長らくDX推進に携わっていますが、DX推進部門でコーディングできること方はごく少数で困り果てている会社がほとんどです。

スタートアップで働く

もう一点はスタートアップで働くことです。ただし、職種はこれまでと同じ職種での採用で応募してください。


スタートアップの場合、人手が足りないために皆で不足している作業を分担します。


大企業では考えられませんが、自分の担当エリア外に手を伸ばしても受け入れられます。


最初から重く重要な箇所を任せてもらうことはできませんが経験を積むことは可能です。

オススメの言語と学習方法

オススメの言語

フリーランスの人はオススメの言語は、Go言語やRubyなど人気のある言語をオススメします。

一方、企業に所属する場合は、兼務で利用しそうな言語の確認が必要です。

フリーランスの人は、HTML/CSSなど、未経験者でも発注がある言語をまずは習得することをオススメします。

学習方法

以下の３パターンの学習方法があります。

• 本で独学
• オンライン動画で独学
• プログラミングスクール
  

本での独学はオススメしません。知り合いは100%挫折しています。

Udemyのオンライン動画やProgateで学習、またはプログラミングスクールに通うことをオススメします。